嘉門タツオ
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嘉門タツオシンガーソングライター

▽1959年3月、大阪・茨木市生まれ。高校在学中に笑福亭鶴光師匠に入門(後に破門)、ギター片手にライブ活動を始め、83年「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でデビュー。「鼻から牛乳」「替え唄メドレーシリーズ」などヒット曲多数。33枚目のアルバム「HEY!浄土~生きてるうちが花なんだぜ~」発売中。食べログの「グルメ著名人」のコーナーが人気。年末年始に大阪・東京・名古屋でツアーを行う。

鳥しき(目黒)ワインに合う最強の焼き鳥オールスターズ

公開日:

 デビューして35年。訪れた飲食店は3000店を超えた。この連載では、大好きな「愛のある店」上位50店を毎週紹介していこうと思う。

 記念すべき第1回は目黒の「鳥しき」。もう100回以上通っていて、いつもワクワク感を抱いて目黒の路地を下る。

 店主の池川さんは、生まれ育った下町の商店街にあった焼き鳥屋に魅せられ、小学3年生の時に将来はこの道に進む(!)と決意。大学を卒業後、焼き鳥を支持する社会人の生活を経験すべきとサラリーマンになる。休みの日にはあちこち食べ歩き、経験を重ねる。26歳の時に中目黒の「鳥よし」を訪れて、今までの概念を覆された。フランス仕込みの洗練されたその世界観に憧れて弟子入り。そして、34歳で目黒に自分の城を構えて12年になる。

 特徴は「近火の強火」だ。火力の強い備長炭で福島の伊達鶏を1センチの距離で焼く。焦がすわけにはいかないので、終始串を動かし続ける。炭にジュッと落ちた脂が煙となって、肉を包んだ最高の瞬間に引き上げて、迅速に客前へ。口に含むと、炭の力を感じる。さばきも串刺しも独特で、部位の周辺の脂を切り捨てず、うまくまとわらせる。ハツモトや食道は、クニュクニュした食感も楽しい。

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