1人前5000円超のウナギまで 干物は「ごちそう」に変わった

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 干物が改めて注目されている。便利な保存食、港町観光の手軽なお土産として重宝されていたが、最近はズバリ、「ごちそう」に変貌しつつあるのだ。

 たとえば、干物専門居酒屋「ひもの屋」は、首都圏に10軒の直営店を持つ。若い世代に日本の伝統文化である「干物」を伝え、おいしさを味わってもらうのがコンセプトだ。江戸時代の漁村をイメージした店内には大きな囲炉裏があり、懐かしさを演出している。炭火で焼かれたキンメダイやノドグロなど高級干物は日本各地の地酒とともに味わうことができる。ヘルシー志向の人にも好評で、“質素な保存食”のイメージはない。

 東京・日本橋のコレド室町2地下1階の「干物まる」は、静岡県沼津市の提携工場で製造した40種類余りの干物を売る専門店。焼きたての干物を定食やチョイ飲みのアテとして提供するイートインスペースもある。2011年に巣鴨で開業すると、コレド側から「かつての日本橋魚河岸でも干物を扱っていたので、ぜひ」と請われて出店したそうだ。

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