西潟正人
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西潟正人

魚の伝道師。東京海洋大海洋生命科学部非常勤講師(魚食文化論)。

「マアジ」で絶品3品 冷えた水なますで二日酔いが吹っ飛ぶ

公開日:

 アジ科の魚は、ブリ属も含む大所帯。その中で一般にアジとは、「マアジ」を指し、料理では基本の魚として扱われることが多い。

 たたきの刺し身、塩焼きに開き干し、アジフライも身近な料理だ。釣りでも人気なのは、食べておいしいからだろう。なにより家族に喜ばれる。 近海の15~20センチ級で、腹が黄金色に輝くと、極上モンだ。昔の釣り船は昼飯時になると、釣ったばかりのアジをたたいて食わせてくれたという(3代目・三遊亭金馬)。 そんな漁師料理に「なめろう」「さんが焼き」「水なます」がある。材料は味噌と長ネギだけ。船にある基本調味料で素早く作ってしまう。

「なめろう」「さんが焼き」「水なます」は、男の料理だ。いじいじとつまむ、酒のサカナだ。食い盛りの子供がかたわらにいたら、一瞬で皿は空になる。

 寝静まったとしてもまな板をトントン叩く音、さんが焼きの香ばしい匂いは、家中を駆け巡る。それで子供が起き出してきたら、独り占めは諦めるしかない。これも晩酌料理の楽しみである。

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