田口光久さん<5>芝公園で拾った銀杏をタワシで洗って…

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 14歳先輩の杉山隆一さんには、いろいろなことを教わった。誘われて銀座や六本木の夜の街に繰り出すことがしばしばだったそうだ。

「散々ごちそうになって店の外に出ると、デボネアが止まっているんだ。事情を知らない若造は、タクシーかと思ったら、中に入るとメーターがない。あっ、なるほど、これがハイヤーかと納得した。東京は『よろしく』といえば、ハイヤーが迎えにくる。秋田の田舎者には信じられなかったけど、オレ、のみ込みが早いから、そういうことはすぐ覚えたよ」

 周りにある取引先の営業部長などにもかわいがられた。「慶応仲通りの寿司屋で待っているぞ」と連絡を受ければ、これも「はい、すぐに」と走っていく。取引先の営業部長なら、大卒のエリートが対応する方がよさそうだが……。

「頭デッカチの連中よりオレと飲んでいる方が面白いってことでしょ」

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