嘉門タツオ
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嘉門タツオシンガーソングライター

▽1959年3月、大阪・茨木市生まれ。高校在学中に笑福亭鶴光師匠に入門(後に破門)、ギター片手にライブ活動を始め、83年「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でデビュー。「鼻から牛乳」「替え唄メドレーシリーズ」などヒット曲多数。33枚目のアルバム「HEY!浄土~生きてるうちが花なんだぜ~」発売中。食べログの「グルメ著名人」のコーナーが人気。年末年始に大阪・東京・名古屋でツアーを行う。

ファンタジー割烹 盡(銀座)シェフの“劇場”に身を委ねる

公開日:

 もともとは兵庫県芦屋市にあった。看板がなく「芦屋の名もないレストラン」として、知る人ぞ知る存在だった。満を持して2017年秋に銀座に進出。関西の常連保護者たちはその船出を大いに心配したが、数カ月でその独自性が評判を呼び、瞬く間に予約が埋まった。

 他では食べたことのない品々が15皿ほど出てくる。奇をてらっているのではない。あくまでその素材に真摯に向き合い、いかに生かすことができるか? という考えが根底に深く存在するので、押しつけがましさは一切ない。

 品のいいシャンパーニュやブルゴーニュ中心のワインとのペアリングもうれしい。カツオ、昆布だし、醤油は一切使わない。パンとバターは自分で作る。「和食でもイタリアンでもフレンチでもない私の料理には、芸術性もストーリーもありません」と言う。確かに、作為的な芸術性などは意識されていないのかもしれない。しかし、細部にわたってシェフの哲学が反映する劇場なのだ。客は座った時からストーリーに身を委ねる。

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