嘉門タツオ
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嘉門タツオシンガーソングライター

▽1959年3月、大阪・茨木市生まれ。高校在学中に笑福亭鶴光師匠に入門(後に破門)、ギター片手にライブ活動を始め、83年「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でデビュー。「鼻から牛乳」「替え唄メドレーシリーズ」などヒット曲多数。33枚目のアルバム「HEY!浄土~生きてるうちが花なんだぜ~」発売中。食べログの「グルメ著名人」のコーナーが人気。年末年始に大阪・東京・名古屋でツアーを行う。

眼光鋭い肉の格闘家が手掛ける会員ステーキハウス「裏虎」

公開日:

東京・中目黒

 辛永虎。眼光鋭いこの男。格闘技系焼き肉屋。アンディ・フグのトレーナーを務めたことも。「ハラミ」という名前を世に広めた。

 焼き肉業界に参入した当初はいい精肉が手に入らず、仕方なく、まだ需要の少なかったハラミを仕入れた。カルビやロースを注文する客に「ハラミの方がウマイよ!」と半ば強制的に食べさせ、ハラミ信者を増やしていった。

 バブルの追い風に乗って焼き肉屋を4店舗まで広げたが、恐怖の2001年、BSE旋風でお客がパタッと来なくなる。さぁ、どう乗り切る? 恵比寿の店「虎の穴」だけを残し、試行錯誤の日々。素朴な疑問を丁寧に考察し、実行し始めた。

「なぜ、心底ウマイすき焼き屋が少ないのか? そうか! 俺がやればいいんだ!」

 焼き肉以外のテリトリーに視野を広げる。とことん追求し、考え抜いて取り組む。その頃から僕は通いだした。丸8年、毎月欠かさず「嘉門会」と名付けられた集まりで毎回テーマを決めて、辛さんが挑み、我々が受け止めた。何度か予行演習をして本番を迎える。ステーキ、牡蠣、おでん、めかぶ、タコ、ギョーザ、冷やし中華、タラ、イワシに新米。どう取り組むか、どうすれば最高レベルになるか、入魂の世界が展開した。

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