牧野伊三夫
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牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

猪伝説の妙見宮・和気清麻呂公の怒りに触れた気がして…

公開日:

 郷里の小倉にある妙見宮という神社に、毎年干支の絵馬を奉納するようになってもう6年になる。妙見宮は足立山の山中にあって、僕は子供の頃からおまいりに行っていた。

 この山の名の由来には伝説がある。奈良時代、国を乗っ取ろうとした僧弓削道鏡の企てを破るために和気清麻呂が宇佐八幡宮に神託を仰ぎに行く途中、追っ手から足の筋を切られ、どこからともなく現れた猪の群れに助けられた。そして、宇佐神宮から神馬でこの山へ来て泉に足を浸すとたちどころに傷が癒え、清麻呂は山頂で国の安泰を祈ったというものである。

 こうした伝説から、この神社には狛犬ならぬ狛猪や、健脚を願うわらじのお守りがある。昨年、僕は地元の子供たちのため、猪のかぶりものなどを作って宮司さんと一緒にこの伝説の芝居をやった。宮司さんは清麻呂役、僕は道鏡の役で、おそれ多くも宮司さんを刀で切りつけたりした。

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