倒壊リスクだけじゃない 古い家は隣家との“境界問題”も招く

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 積水ハウスが地面師に63億円をだまし取られたことが明らかになったのは今年8月。事件の舞台になった土地は、JR五反田駅から目黒川方面に歩いて3分ほど。「海喜館」という看板が掲げられた旅館跡地だ。面積は約600坪。敷地は、うっそうとした樹木に囲まれていて、一部の壁は成長した樹木になぎ倒されている。もう何年も営業していないことから、“空き家”のように見えるが、S氏という所有者が実在する。

 都心のど真ん中に残され、しかも一塊の土地なら、地面師でなくても欲しくなる。

 が、世の中、そんなにオイシイ話が転がっているはずもない。実家の土地や建物は、カネにならないのがほとんど。両親が亡くなって相続しても売るに売れず、借り手もつきにくいことから空き家として放置されるケースは少なくない。そんなカネにならない土地や建物でも、場合によっては隣人トラブルを招くから厄介だ。

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