田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

100期か無冠か…注目の対局終盤に羽生善治はなぜトイレに

公開日: 更新日:

 昨年の12月下旬、社会的にも大きく注目された将棋の対局があった。

 羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑戦した竜王戦7番勝負で、3勝3敗と互角の戦いが繰り広げられて最終の第7局に持ち込まれた。

 羽生が勝って竜王を防衛すれば、史上初のタイトル獲得通算「100期」を達成する。しかし、敗れて竜王を失うと、27年ぶりに「無冠」になる。100か0という究極の分かれ目の対局だった。

 対局場は山口県下関市の老舗旅館。近くに宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した歴史に名高い「巌流島」があり、緊迫感をいっそうかきたてた。

 第7局では先手・後手を決める「振り駒」が改めて行われ、広瀬の先手番に決まった。

 広瀬が先手番を生かして積極的に攻めると、羽生は防戦に追われて苦戦した。実際は難しい形勢だったが、中盤の局面で羽生に疑問手が続いた。結果的にそれが響き、広瀬が優勢になった。

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