加来耕三
著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

野望持たぬがゆえ滅亡…朝倉義景は女性運のない戦国大名

公開日: 更新日:

 室町幕府15代将軍の足利義昭が、最も頼りにしたのも義景でした。信長はこれを不満に思い、永禄13(1570)年、徳川家康や北畠信雄(信長の次男)らとともに、敦賀へ侵攻、快進撃を見せます。

 ところが金ケ崎城(現・福井県敦賀市)を落とし、都城の一乗谷(現・福井市城戸ノ内町)に向かおうとした瞬間、織田家と密接な同盟関係にあった浅井長政に裏切られ、退路を断たれてしまいます。信長は脱兎のように逃走、義景は待ってましたとばかりに追撃戦を仕掛けましたが、信長の逃げ足は速く、討ち取ることができませんでした。

■上杉謙信の勧告を受け入れたばかりに…

 2度目の信長攻撃のチャンスは、元亀3(1572)年11月――。将軍義昭によって、浅井・朝倉連合軍、一向宗徒、延暦寺の僧兵などが、反織田包囲網を形成していました。四方を囲まれ、攻撃されたら、信長は壊滅的打撃を受けたでしょう。

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