【ハッスルたらこ】塩気に醤油のうま味が絶妙にからむ

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 メニューには、ごま和えやきんぴら、ポテトサラダなど、何げないシンプルな家庭料理が並んでいるが、その中で異彩を放っているのが“ハッスルたらこ”。いったいどんな料理なのかと思いきや、「たらこを切って、にんにく醤油をチョチョンと垂らして、あさつきをのせただけ。簡単な料理でも、泰蔵さんの器に盛るとごちそうになるんです」と桜井さん。

“泰蔵さん”とは、東京国立近代美術館やニューヨークのブルックリン美術館など国内外の美術館に作品がコレクションされている陶芸家の黒田泰蔵さんのこと。この店で使っている器のほとんどが黒田さんの白磁だ。

 しかしなぜまた“ハッスルたらこ”なのか? ほんの少し口に含むと、にんにくとあさつきの風味がふわりと鼻に抜け、たらこの塩気と醤油のうま味がからみ合い、思わず杯に手がのびる。さらりとした辛口の純米酒で口の中がリフレッシュされ、ついつい杯を重ねて、しまいにはちょっと白飯も欲しくなる危険なつまみだ。「実はこれ、40年以上前に西麻布のお店で食べたメニューなんです」とネーミングの由来は不明だが、味の決め手はにんにく醤油だ。

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