池田保行
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池田保行ファッションエディター&ライター

メンズファッション誌を中心に、ビジネススーツなどメンズスタイルについて執筆するファッションエディター&ライター。

シャツ1枚が定着するもジャケットを着用すべきシーンは?

公開日: 更新日:

 シャツ一枚で出勤できるクールビズが定着してからというもの、ジャケットの「存在感」が希薄になりつつあるように思う。

「ジャケットリクワイヤード」とは、男性にジャケット着用を義務付けるドレスコードのこと。星付きのレストランやホテル、名門ゴルフクラブなどには厳然たるドレスコードがあり、王様でも庶民でもジャケットを着なくてはならない。しかし最近は、どこもカジュアルOKが浸透し、ノータイどころかジャケット不要でも入場できることが多くなった。規制緩和の一環として歓迎する声もあるが、伝統や格式を重んじる人にとっては、居心地は決してよろしくない。謝罪時にジャケット、ネクタイ着用が望ましいのは言わずもがな。ジャケットとは安定と安心、社会秩序や理路整然の象徴だ。紳士たるもの正装することで、場の雰囲気を維持すべきではないだろうか。

 冠婚葬祭、プレゼンテーションの登壇時、銀行や保険など、お金に関わる場へ赴くときはジャケット着用が社会的な信頼性を高めてくれる。クラシックコンサートやオペラ、バレエなども同じく正装が望ましい。就職・転職、入学試験の面接時も好印象だ。懐石料理や寿司、天ぷら、鰻など、老舗料理屋の格式を重んじる姿勢を示す意味でもジャケットスタイルで臨みたい。ドレスコードに厳格な外資系の航空機やホテルのアップグレードは、会員ランクが高く、しかもきちんとジャケットを着用している人が優先されるという。当たり前だが、スーツを買いに行くときもジャケットを着ていくべきだ。好みの着方を店員に説明しなくて済む。

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