牧野伊三夫
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牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

民謡の演奏旅行で協賛金を集めるために作った「チラシ」

公開日: 更新日:

 公民館のような場所に町や村の人たちと集って、一緒に座布団にあぐらをかいて民謡を聴き、酒を飲む。ただそのためだけに民謡の演奏旅行を企画したことがあった。そういう懐かしい日本の景色に憧れがあったのかもしれない。演奏は古くからの友人である音曲師の柳家小春さんと、音楽家の青木隼人君にやってもらうことになった。福岡県の小倉、田川、大分県の日田の町にゆかりのある民謡を演奏して、帰りに大阪、最後に東京で演奏会をやるというものだったが、いずれも手作りの演奏会で、予算はなく、旅費や演奏の謝礼は当日の入場料でまかなうつもりだった。ところが準備段階で、すべての会場が満席になってもお金が足りないことが分かった。それに、初めてやることだし、この演奏会にどれだけ地元の人たちの関心があるかも分からず、そもそも集客の見通しも立っていない。そこで僕は、告知をしつつ前売りの予約をとり、さらに協賛金を集める仕組みのチラシを作ることにした。それぞれのご当地の民謡の世界をイラストに描き、下半分には協賛者たちの名前を入れる升目が入ったものだった。

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