曽我和弘
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曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

玄品 梅田東通(梅田)夏に厚みのあるふぐを味わう醍醐味

公開日: 更新日:

 俗に、魚には2回旬があるといわれる。漁場で聞くと、大抵は逆の季節もうまいのだとか。そういえば、蟹は冬場のものだが、夏蟹も味がいい。ふぐもしかりである。冬にふぐを食すのは当たり前だが、夏にそれを味わう人がいれば、食通の証しであろう。

 梅田東通りにある「玄品」は夏だというのに満席状態で、私の論理からいくと食通が集っていることになるのかもしれない。

「玄品」は全国で約90店のふぐ専門店。湯引、てっさ、てっちり、雑炊、デザートと出る「玄」コースは、税別で3980円とお手頃感あり。名物のてっちりだけなら、1980円(税別)で味わえる。創業者ができるだけ安価で食べてほしいとの思いもあって、てっちりは創業時から値段を変えていない。

「宗國玄品ふぐ」の営業企画部・岡村直子さんによると、「玄品」では、とらふぐを締めてから温度管理をきちんとすることでうまみを増す技術を有しており、熟成技術は特許を取得しているそう。一般と比べるとてっさも少し厚め。厚く出せるのも技術があるからだろう。「玄品」の名物にもなっているぶつ刺し(1680円)は、厚切りのふぐ身を白菜と特製ダレで食すもの。厚みはてっさよりかなりあって、まさにぶつ切り仕様。白菜の上にふぐ身と皮をのせ、ピリッとしたタレで味わう。「てっさの2倍以上の厚みで、噛み応えがありますよ」と岡村さんも薦めていた。

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