河合雅司さん<3>会長職返上で派閥を飛び出した小泉元首相

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 森政権の途中で総理番を卒業してからは、自民党の派閥を担当した。持ち場は森派(現・細田派)の清和会だ。当時の小泉純一郎会長に張り付き、毎日、事務所に通った。

「小泉さんとも波長が合って親しくさせてもらいましたが、とくに秘書官の飯島勲氏とは朝から晩まで一緒に過ごしていましたね。事務所や会派には、ほかにもベテランスタッフが多く、彼らと付き合う中で権力闘争劇を見られたのは今も財産になっています。“働き方改革”なんて無縁で、時間があれば小泉さんを追っていました。自分の子どもも毎日、顔を合わせているのに、気が付くと知らない間に成長していると思わされるくらいに仕事に没頭した30代でした。記者という立場を忘れちゃいけないと何度思ったことか。それぐらい政治の現場は楽しかったです」

 森首相の退陣から小泉政権誕生まで、最も近い場所で見てきた。森首相が退陣するきっかけになった2001年2月10日の「えひめ丸事故」の当日は、小泉氏について鹿児島に出かけていた。

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