何度も受ければ点数取れる 英語民間試験で実力は測れない

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 萩生田文科相の「身の丈」発言によって、導入が見送られた英語民間試験。当初は2020年度から開始予定の「大学入学共通テスト」で活用することが決まっていた。現在の高校2年生は、3年生になる来年の4月から12月までに英検やTOEFLを受けることが受験の前提とされた。この制度は5年後の24年に改めて導入される予定で、制度そのものへの議論は今後も続きそうだ。

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 英語の外部試験を取り入れるのは、「聞く」「読む」「話す」「書く」という4技能を測るためだという。文科省は、高校卒業時までに英検準2級以上の語学力を身に付けさせることを課題に挙げていて、すでにフォーマットが完成している民間試験の導入を決めた。

 これに対して全国高等学校長協会が延期や制度見直しを求めて抗議するなど批判が殺到。高額な受験料や試験会場がない離島部や地方の不利が指摘されているが、大学通信ゼネラルマネジャーの安田賢治氏は「根本的に実力を測る手段として疑問である」と指摘する。

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