職場のお荷物中高年「妖精さん」を生かす上手な関わり方

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「妖精さん」をネットで検索すると、あるアニメのキャラクターとの解説がヒットする。もちろん、そのことではない。もうひとつの意味は、仕事をしないお荷物中高年のこと。最近の若手社員にはそう揶揄されていて、朝日新聞も今月19日付、26日付のオピニオン面で2週にわたり、取り上げたほどだ。どうせなら、“妖精”にならずにサラリーマン人生を終えたい……。

 19日付朝日新聞には、「まさに自分が妖精さん」としてこんな声が寄せられていた。

「会社では出来るだけ存在を消し、再就職のための活動をしています。(中略)あと、2年ほどで定年を迎えますが再雇用で更に5年まで在職が可能です。こんな状況が続くことは会社にも自分にも良くないことだと頭では分かっているのですがどうにもならないと思い悩んでいます」(神奈川県・50代男性)

 “妖精”の当事者が悩む一方、26日付には精密機器メーカー勤務の57歳がこう反論を寄せている。

「若いころ同様フルスイングで働いています。30、40代の社員が不足し、定年ぎりぎりまで海外拠点への長期出張を繰り返しており、まだまだ会社の土台を支えている自負があります」

 同じ50代でかくも違うのが、今の中高年をめぐる職場環境だ。本人にとっては妖精であることが悩みでも、会社や周りとしてはなかなか同情しづらい。“フルスイング”とはいわずとも、「もっと仕事をしてくれ。せめて関係ないことをするのはやめてくれ」がホンネだろう。

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