<57>脳梗塞でも右脳が覚えていた「お経」で仕事をやりくり

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 言葉をしゃべれず、文章も書けない中、お経だけは上げられることが分かった。おかげで稼げる方法が見つかった。お葬式である。

「坊主は、お経さえ読めれば、葬式をやれるからね。無理やり説教をする必要もないから助かったよ」

 それまで葬儀社からの仕事は受けていなかったが、背に腹は代えられない。「お経だけは言えるんだよ」と話すと、仕事を回してもらえることになった。依頼が入れば駆けつけ、一人でお経を上げた。

■鳴り物は太鼓のボン専門

 そのほかにも、仲間の寺の葬儀や法事の際に補助的な仕事をこなした。

「役僧っていうんだけど、チン・ボン・ジャンって禅宗の鳴り物の係だ。ただし、チンとかジャンは激しいから、太鼓のボン専門。葬儀屋さんと頼まれ葬儀と、この2つでなんとかね、やりくりできたんだよ」

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