大岡玲
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大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【「ついで」の効用】人類学者が注目する香港の魔窟コミュニティーのボスが格好いい

公開日: 更新日:

 香港の尖沙咀駅からすぐのところに立つ巨大なビル「重慶大厦」。独特の複雑な構造をしているこのビルは、安宿が密集するバックパッカーの聖地であり、また香港返還前に取り壊された九龍城砦を引き継ぐ「魔窟」的扱いをされることもある建物だ。

 そして、近年は〈世…

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