常盤堂雷おこし本舗<2>団体用飲食業からの撤退を決断

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 東京・浅草土産の代名詞、雷おこしで有名な「常盤堂雷おこし本舗」。江戸末期に創業した老舗は、250年の伝統を守るため新型コロナの感染拡大と戦っていた。

 売り上げは例年の3割程度。一時は2割まで落ち込んだ。団体客専門の観光事業拠点として運営している「雷5656会館」は、修学旅行生に人気だった雷おこしの製作体験や500人を収容できる団体客用の宴会場の利用が全てキャンセルに。けれど下を向いてばかりもいられない。社長の穂刈久米一さん(60)は動き出していた。それは、本業の和菓子製造・販売に徹すること。

「修学旅行も団体でなくグループ行動で自由食になるなど形式が変化しているし、コロナが収束しても団体客の食事は少なくなると判断しました。そこで雷5656会館の飲食業を撤退し、大宮にある工場をサポートする浅草工房とすることにしたんです。ガラス越しに雷おこしの製作工程を見学できるよう、来年3月のスタートに向けて取り組んでいます」

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