夏樹久視
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夏樹久視作家

1947年東京生まれ。週刊誌アンカー、紀行作家、料理評論家などを経て推理作家に。別名で執筆の多くの作品が話題を呼びTVドラマ化。母親の認知症を機に、65歳でヘルパー2級の資格を取得、約5年間、デイサービスでの就業を経験する。紀行文、料理本、ミステリーなど著書多数。日本推理作家協会員。

老人1人分用に天ぷら10点を買ったデイサービスの従業員

公開日: 更新日:
介護施設の質は従業員次第?(C)日刊ゲンダイ

 デイサービス施設従業員の中には、「???」と感じてしまう言動の人が少なくない。利用者のお年寄りではなく、従業員の話だ。だが、いちいち目くじらを立てていたら、ここでは働けない。

 山野さんは37歳で独身、正社員だ。世の中の常識がほとんど通じない。なぜ採用されたのか、誰もが不…

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