夏樹久視
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夏樹久視作家

1947年東京生まれ。週刊誌アンカー、紀行作家、料理評論家などを経て推理作家に。別名で執筆の多くの作品が話題を呼びTVドラマ化。母親の認知症を機に、65歳でヘルパー2級の資格を取得、約5年間、デイサービスでの就業を経験する。紀行文、料理本、ミステリーなど著書多数。日本推理作家協会員。

少年が急に飛び出してきた! 時給950円で人生暗転の危機に

公開日: 更新日:

「大丈夫か?」

 運転席から飛び降りて顔をのぞき込むと、小学校高学年らしい少年は「うん」と答えて起き上がった。

「ケガは? 痛いところは?」「平気です」「家は、近いの?」「すぐ、近くです」「お母さんか、お父さんを呼んでこられる?」「わかりました」とやりとり。大ケガはしていないようなので、ほっと一安心。深呼吸してから警察と店長に電話を入れた。交通事故の大前提は、必ず警察に連絡を入れること。自分で処理しようとすると、厄介なことになる。

 警察がやってきた。パトカーが3台、警察官の制服組が10人前後に、交通課の制服組が3人、それに野次馬も20人以上。現場検証が始まった。まるで僕が殺人の現行犯でもあるかのように、強引で一方的だ。こっちは動揺しているので、スラスラとは答えられない。

「自分に都合のいい答えを考えないで、すぐに答えなさい」

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