著者のコラム一覧
大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【漢詩でなごむ】美酒に酔い、朗誦する。人はこの欲求に勝てない

公開日: 更新日:

 カラオケというものは、どうも苦手である。しかし、ほろ酔いになった人が「カラオケ、行きましょう!」となる気分は、ちょっとわかる気がする。

 私の解釈では、あれは古代以来連綿と続いてきた「詩心」の発露なのだ。梁山泊の首領・宋江も、配流先の酒楼で美酒に酔い、興に乗って反乱の匂い… 

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