「大森湯」水風呂との温度差101度! ジェットコースター級の落差に…く~、楽しい

公開日: 更新日:

客層に合わせて有線が流れる♪

 そのときの客層に合わせて流れる有線は、アラ還にドンピシャの懐メロメドレー。浜省から小柳ルミ子、光GENJIと流れていった。脳内カラオケを昭和に合わせたのも束の間、1分ほどで玉汗がボターッ、ボターッ。熱さで唇はビリビリして鼻呼吸も痛いので、濡れタオルで口を覆った。試しにもろ手突きで天井に触れると、マジでヤケドしそう。周りの人は金属部分が熱くなるキーバンドを腕から外して脇に置いていた。ですよねー。12分計もあるが、2曲6分くらいが限界でっせ。

 ふらっふらで退室したら、エビのように真っ赤になった体を、サ室脇のボディーシャワーで汗を流し、バイブラの水風呂へザブン。チラーの効いた15度はキンキンで、温度差101度。ジェットコースター級の落差にキュ~ッと肌が締まる。ク~、楽しい。

 懐メロサウナにハマって2セット目であまみクッキリ。さらにおかわりして4セット完走。途中で激アツ薬湯に再トライしたら、楽勝で首までザブン。ヤバ森、サイコー、ハッハッハッ。

 脱衣場横の休憩コーナーで、マッパのままふわんふわんにととのった。着衣後、フロントで缶ビール290円を購入し、休憩室でグビグビッ。くぅ~、五臓六腑に染み渡る。激アツ好きにはオススメの銭湯だった。

(イラスト・文=太田由紀)

■「大森湯」
(住)東京都大田区大森西3-8-17
(℡)03・3764・7844
(営)15~23時
(休)火

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々