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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

ゴルフの「シャンク」と相場「損切り」の共通点

公開日: 更新日:

「ペシッ!」

 また、嫌な音が鳴った。何度、聞いても嫌な音である。これが出ると、まったくゴルフにならない。そう、これがシャンクである。

 シャンクとは、球がフェース(面)に当たるのではなく、シャフト(棒)とのつなぎ目にブツかって、斜め45度に飛ぶという変なクセ。最悪の病気なのだ。これをいったん患うと完治は難しい。ひたすらシャンクを打ちまくる。

「いったい俺は何をやっているんだ!」

 そう、自暴自棄になる。奈落の底に突き落とされるのである。

 相場にも似たような病気がある。「損切りクセ」である。ある教科書には「損切りができないと立派な投資家になれない」とまことしやかに書いてある。それを読んだかどうかは分からないが、「損したら切る」という変なクセがついてしまった。これで15連敗。

「いったい俺は何をやっているんだ!」

 こういった人間は完全に「相場不信」に陥っている。誰が何を言おうと、「どうせダメだ」と悲観しかできない。将来的にプラスになる銘柄も、損の時点で売ってしまう。これでは儲かるわけがない。

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