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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

性加害頻発の芸能界を改めなければいけないが…国に任せるのは、いただけない。

公開日: 更新日:

 国の監督下に置かれれば、業界が業界である意味を失う。あたしは自由に書きたいし、自由に発言をしたい。

 話は飛んで、性加害を絶対になくしたい派のロビー活動が活発で、その類の法が増えている。誰だって、性加害をなくしたい。でも、そのやり方についてはもっと議論されねばと思う。

 性犯罪などの被害者を保護するため、逮捕状や起訴状の被害者名を加害者側に秘匿とする新制度が、15日からはじまる。被害者は守られるべきだが、この場合で懸念されるのはいきなり加害者とされた人の無実の証明が難しくなること。つまり、冤罪が生まれやすいこと。

 もう一度いう。あたしも性犯罪をなくしたい。が、そのためにほかの大事なことを手放すことは苦しい。

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