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内田正治タクシードライバー

1951年埼玉県生まれ。大学卒業後、家業の日用品、雑貨の卸会社の専務に。しかし、50歳のときに会社は倒産。妻とも離婚。両親を養うためにタクシードライバーに。1日300キロ走行の日々がはじまった。「タクシードライバーぐるぐる日記」(三五館シンシャ)がベストセラーに。

(10)「宗教、政治、野球の話はしない」が原則…先輩ドライバーからもそう教わった

公開日: 更新日:
お客様とは「一期一会」(C)iStock

 手を上げているお客がいれば、条件反射的にクルマを止めて乗せる。よほど異様な外見や行動の持ち主でなければという条件はつくが、ほとんどのタクシードライバーの基本だ。そして乗せたお客とドライバーの関係はまさに「一瞬の出会い」。ちょっと出会って、すぐに別れて、二度と会うことのない関係で… 

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