難関試験を突破したはずが…新入社員と企業側の「ミスマッチ」はなぜ生じるのか

公開日: 更新日:

 つまり、新入社員は会社が求める理想像を“演じて”採用試験を突破してきたため、ミスマッチが生じてしまうというわけだが、これは多額のコストと時間を費やして採用活動を行っている企業にとっても不幸な話だ。企業側はこうした齟齬をどう解消しようとしているのか。

 大手デベロッパーの50代の採用担当者がこう言う。

「うちの会社では、内々定を出した時から、3週間から1カ月に1度くらいの割合で学生に連絡して食事会をしています。その席で、若手社員が学生に『本当はどう思っているのか』『入社後の不安は』などと、採用面接などで聞けなかった本音を聞いている。多くはカネと休日ですが(笑)。つまり『話が違う』という材料を入社前に潰す努力をしています。今の学生は昔と違って真面目だから、納得すれば懸命にやるが、納得しないことはやらないし、すぐリセットしようとする傾向もある。『これがうちの伝統だ』とか『とにかくヤレ』は即アウト。当たり前ですが、丁寧な説明が大事だと思います」

 間もなくゴールデンウィーク(GW)。難関試験を受けて入社した若者が、GW明けに無気力状態になる「5月病」にならないよう願うばかりだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった