治療中にパニックになるペットも…防ぐには飼い主の付き添いが効果的

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 そういう病院では、パニックになった子にも速やかに検査や治療ができるように工夫していて、力ずくで押さえ込んだり、保定台(羽交い締めにする台)に載せたり、さらに洗濯ネットに入れたりすることもあるといいます。当院でも、初診のネコちゃんが洗濯ネットに入れられていて驚いたことがあります。

 それで治療は済むでしょうが、その子の記憶にはつらかったことが刻まれます。もう一度、病院に連れて来られると、パニックになって当然でしょう。そんなとき、飼い主さんの付き添いが効果的なのです。当院でも、治療の様子を飼い主さんに見守ってもらっています。

 たとえば、肺炎がんなどで肺に水がたまるとその水を抜くことが大切です。最近は専用のカテーテルが勧められますが、軽く鎮静して気管挿管も伴い、ガス麻酔も吸入します。これまた楽な治療ではありません。

 しかし、当院では飼い主さんにそばにいてもらうことで、鎮静もガス麻酔もなしに胸水を抜いています。お座りに近い姿勢をキープしてもらうため軽くスタッフが押さえることはありますが、その程度で針で胸水を抜き切ることができるのは、飼い主さんの声かけがあればこそ。落ち着いてさえいれば、危険なく胸水を抜ける可能性もあるのです。

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