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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

別府市ひき逃げ事件で重要指名手配の八田與一容疑者が逃亡を続ける目的は?

公開日: 更新日:

 そこで、八田容疑者については、道路交通法違反ではなく殺人罪へと切り替えるべきだという声も上がっています。管轄の大分県警でも指名手配とした当時において「殺人含め、過失致傷、危険運転致傷などを視野に入れている」との見解を示していました。ただ、本人の供述が取れない以上、殺人罪において重要とされる「動機」や「故意」を解明することが困難であるといった事情から、簡単には容疑を切り替えられないのではないかと考えられます。

 事件発生から長い時間が経過してしまえば、容疑を固めるための新たな証拠を見つけ出すことが難しくなりますし、容疑者の風貌も変わり、発見することはますます難しくなります。一刻も早い解決を望まずにはいられません。

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