著者のコラム一覧
松下貴子「恋から9期生」元CA

静岡県出身。163センチ、B83・W57・H84。元外資系国際線のCA。ワインソムリエ、ビアソムリエ、チーズプロフェッショナルの有資格者。現在はライブ配信アプリ「17LIVE」の人気ライバーとしても活動中。

経済学者は「エコノミーの不倫相手」を空席だったビジネスの隣席に呼び寄せた

公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイ愛読者の皆さま、初めまして。松下貴子と申します。「あれ? どこかで見かけたことがあるぞ」とピンとこられた方がいらっしゃったらうれしいです。

 1994年から2011年まで、日本テレビ系列で放送された明石家さんまさんが司会の「恋のから騒ぎ」に、9期生として出演させていただきました。

 さんまさんからは「カケフ」と呼ばれていました。当時、私は31歳だったので、阪神タイガースの掛布選手の背番号と同じだったんです。

 出演同期は、歌舞伎役者の市川団十郎さん(11代目海老蔵さん)とご結婚された故・小林麻央ちゃん、キム兄ことお笑いタレントの木村祐一さんの奥さま・西方凌ちゃん、歯科医師でタレントの中田彩ちゃんら……。

 説教部屋も何度か行かされました。出演者にとって、説教部屋に行かされることは「名誉」でした。それだけ、さんまさんにいじられているということなので(笑)。

「恋から」では、外資系航空会社のCA(キャビンアテンダント)として出演していました。

 CAは子供の頃からの夢でした。でも、短大を卒業して新卒でも既卒でも、日系から外資系まで多くの採用試験を受けるも落ち続けました。

 なので、保険会社でお仕事をしながらエアラインの受験専門スクールなどに通って猛勉強。それでも落ち続け、さすがに15回も不合格が重なると自暴自棄になって自分自身を責めたことが何度もありました。

 でも「CAになれない劣等感を克服するのは、CAになること以外にはない!」と気持ちを吹っ切ると、いきなり2社から合格の通知をいただけたんです。

 28歳の大願成就です。

 合格した時、世の中はややバブルは過ぎていましたが、それでも「CAをやっています」と言うと男性の皆さんの目が輝き、とても優しくしてくださいました。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因