仕事が終わるのは夜7時半 ただし交通渋滞で遅くなっても残業代は出ない

公開日: 更新日:

郵便ポストの回収編

「郵便物の回収スタッフ募集 日当1万2000円」──。求人サイトの募集広告を見て、どんな仕事なのかと興味を抱いた。応募すると「面接にどうぞ」との連絡が。電車で1時間以上かかる郵便局に出かけて行った。

 面接場所は郵便局の奥の休憩室。驚いたことに畳敷きの部屋で広さは20畳以上ある。その日は土曜のため面接官の湯川氏(仮名)と私だけだったが、普段は仕事の合間にここでスタッフがくつろいでいるようだ。

 湯川氏は地方出身者のせいか純朴な笑顔で丁寧に説明してくれる。これまで接したバイトの面接官の中で一番フレンドリーだ。

 彼の自己紹介を聞いて私は自分の勘違いに気づいた。郵便局にアルバイトとして採用されるのだろうと思ったら、雇用主は郵便業務を請け負う民間企業で、湯川氏はそこのスタッフという。郵便局の建物の中ではさまざまな企業の社員やアルバイターが働いているのだ。

 仕事は歩道に設置された郵便ポストの中の手紙やはがきを軽自動車で回収する作業。6コースの回収ルートがあり、その日によってどこを走るかを割り当てられる。1コースあたり片道10キロだから往復20キロ。ポストとポストの間隔は3キロ前後で多くても24カ所だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 2

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  3. 3

    九州国際大付野球部で暴力事件 楠城監督が日刊ゲンダイに明かした「不祥事」への言い分

  4. 4

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚

  5. 5

    江角マキコさん「落書き騒動の真相」を初めて語る…人気YouTuberの配信に抗議

  1. 6

    クビになってからの逃避行 ミニカーファンの同志30人とエコノミーでドイツへ飛んだ

  2. 7

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  3. 8

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

  4. 9

    レベルの低い“寄せ集め集団”を見渡し、失った自信を取り戻した感覚があった

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった