財務省は国民民主の「年収の壁」引き上げに後ろ向き…旧民主党政権時と同じ“ネガキャン”展開に国民うんざり

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 所得税などを含めた同年度の減収額は約8.7兆円にも達し、9年連続で8兆円超え。税収全体の1割余りに及ぶというから、本来はこうした「隠れ補助金」などと呼ばれる愚策をやめればいいのではないか。

 法人税や金持ち優遇との声がある金融所得課税には全く手を付けず、消費税についても廃止はもちろん、減税すら検討しない。その一方で、苦しい家計をさらに追い詰めるような新たな徴税策を次々と模索する政府・財務省。メディアも「減収」などと伝えず、「国民の手取りが7~8兆円増える」と報じてもいいのではないか。

  ◇  ◇  ◇

 裏金総選挙が終わり、自公は少数与党に転落。石破自民に国民民主の玉木代表は対峙するのか。●関連記事【もっと読む】『国民民主・玉木代表「野党結集」裏切りの歴史…浮かれる政局キーマンは政権交代の足を引っ張ったA級戦犯』【さらに読む】『国民民主党「躍進」で政局のキーマンに…ウキウキ玉木代表の裏に潜む小池都知事に要警戒』などを取り上げている。

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