石丸伸二氏「新党」の気になるポテンシャル 来夏の都議選に殴り込み、まさかの第1党獲得?

公開日: 更新日:

 映画ターミネーターじゃないが、あの男が帰ってくる。今年7月の東京都知事選で「旋風」を巻き起こした前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が今度は、来年夏の都議選に殴り込みだ。

 石丸氏は12日、自身のユーチューブ番組で「今後の」活動について報告。「舞台は東京、時は来年7月」と意味ありげに切り出し、「東京都議会選挙に向けて、地域政党を作ろうと思います」と「新党結成」を宣言した。

“石丸新党”の詳細については、来月中に発表する見通し。「東京都議会議員になろうという方、興味関心のある方は準備を始めておいてください」と呼びかけた。

 石丸氏といえば、過去最多56人の候補者が乱立した都知事選で約166万票を獲得。立憲民主党蓮舫前参院議員を抑える戦いぶりを見せ、ダークホースとして圧倒的な存在感を示した。

 そんな男が今度は都議選にカチ込んでくるとあって、早くも永田町はザワついている。日本維新の会の馬場代表は13日の党会合で「来年東京で大きな試練が待っている」と石丸新党に警戒感をあらわにし、不倫問題で炎上中の国民民主党の玉木代表も同日、生放送番組で「かなり旋風を巻き起こす可能性は十分ある」と予想した。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方