170cmと132cm…米在住の一卵性双生児の身長差が「38センチ」の理由は?

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 ハグする女性2人にご注目。

 こんなに背の高さが違うのに一卵性双生児なのだそうだ。ギネス世界記録(GWR)から「最もまれなタイプの不一致双生児(一方にだけ特定の疾患や障害が現れ、もう一方には見られない双子)」と「身長差が最大の存命中の一卵性双生児」の2つの世界記録が認定され、話題だ。

 背の高い女性は現在、テネシー州ナッシュビルでシンガー・ソングライターになる夢を追っているシエラ・バーナルさん(25)で身長は170センチ。背の低い女性はテキサス州トンボールに住むシニー・バーナルさんで身長は132センチだ。

 こんなに身長差があるのは、シニーさんに「原始的小人症」という、世界でも200人もいない極めてまれな先天性疾患があるからだ。胎児期から成長が著しく制限される小人症の一種で、全身の成長が均等に遅れ、体の各部がバランスよく小さいままであることが特徴だという。

 母親のクリッシーさんによると、小人症の原因となる遺伝子の変異が「卵子が分裂した後に起こったため、一卵性双生児でありながら大きな違いが生じた」のだという。

「なんだか笑えるよね。ただ普通に生活しているだけなのにギネス記録だなんて」とシニーさん。シエラさんも「本当に記録に値するのかピンとこないけど、すごくカッコいい感じ」と付け加えた。

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