著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

個々の小さな不注意で老人が“社会悪”に…「年寄りは許される」は経済的損失なのか?

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「危ない!」

 田んぼのなかの信号機のない交差点。明らかにこっちが優先道路。しかし、オバチャンは何食わぬ顔をして突っ込んできた。

「プップーッ!!」

 とっさにクラクションを鳴らす。

 しかし、オバチャンは「ごめーん」みたいな感じで軽く会釈。颯爽と駆け抜けていった。もし、こっちが減速していなかったら、大事故につながっていただろう。

 老人になると認知機能が低下する。分かっていても反応が遅れたり、見落としたりする。これは誰しも経験すること。でも、これで本当にいいのか……。

 最近、気付いたのは「老人が集う場所」には、やたらと注意事項の張り紙が多い。たとえばデイサービス施設では、「ごみ捨て禁止」はもちろん「草履はゲタ箱に」とか、「お風呂の前にトイレに行きましょう」とか、やたらとおせっかい、かつ、ネガティブなことが書いてある。

「まるで子供じゃないか……」


 一方、若者がよく集まるスターバックスみたいな場所には、そんな言葉は一切、書いていない。「コーヒーと本をお楽しみください」とか「ネットはこちらで」とか、ポジティブ用語が並んでいる。年寄りと若者はこんなに差があるのか!

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