増加する“相続不動産”の処分どうする? 仲介手数料不要「直接買い取り」のメリット&デメリット

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 今年、すべての団塊の世代が後期高齢者となる中、増加の一途をたどっているのが相続不動産。

 親などからの相続が主な原因で発生する空き家の数は、1993年から2023年の30年間で約2倍に。「すでに持ち家がある」「仕事や子供の都合で暮らす予定がない」などの場合、賃貸か売却を検討することになるが、ここ最近見られるのが「直接買い取り」と書かれたチラシだ。

 不動産会社が買い手を探して売却する仲介取引ではなく、不動産会社が物件を直接買い取ってくれるというもの。

 チラシには、“仲介手数料不要”“最短7日でスピード買い取り”“修繕不要”“家財道具等の残置物はそのままで”といった魅力的な文言が並ぶ。時間をかけずに現状のまま買い取ってくれるサービスを、プロはどう見ているのか。

「何もかも面倒だから早く処分したい、多少安くなってもいいから早く現金化したいという人には魅力かもしれません。ただし、買い取り業者は物件をリフォームしたり、家を新築したりして再販するために買い取るので売値の相場がある程度形成されている地域でないと、こうしたチラシは入ってきません」(不動産アナリストの長谷川高氏)

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