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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

個々の小さな不注意で老人が“社会悪”に…「年寄りは許される」は経済的損失なのか?

公開日: 更新日:

 シニアになると、年の功とともに、余計な経験と知識が積み上がってくる。

「これくらいはしてもいいだろう」「年寄りは許される」と、勝手に思い込んでいる。だんだん「ワガママ」になっているのだ。

「車の止め方がヘン? そんなことはないはず。ほら、ちゃんと線のなかに止まっているだろ」

 いや、明らかに2ブロック使っている。自己中心的で横暴な止め方だ!

 このように老人は最近、「社会悪」として扱われ始めている。全体で見ると明らかに経済面でマイナス。そして個々の小さな不注意が、全体の大きな損失へとつながっていく。それが最終的に自分に跳ね返ってきて、金銭的なマイナスを生み出すのだ。

「えーっと、ポイントはここを触って、決済のページはこう。で、コンビニ専用のアプリはここを開いて……」なんてマゴついていると、うしろの人がイラついてしょうがない。

 そういう場合は、「お先にどうぞ」くらいの紳士的な対応をしてみたい。

 そうすれば、若者目線の「危険人物リスト」から除外されるだろう。

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