たった12ドルでルノワールをゲットした?米東部の女性が落札した作品が本物なら…100万ドルに!

公開日: 更新日:

 米ペンシルベニア州に住む女性がたった12ドル(約1800円)で入手した絵画が、著名なフランス印象派の画家ルノワール(1841~1919年)の作品である可能性が浮上している。

 同州イーストンでアンティーク店を経営するハイディー・マルコウさんは先日、同州モンゴメリー郡で開かれたオークションで、ルノワールのような筆致で裸の女性を描いたドローイング(線画)を目にした時、直感的に「これが欲しい!」と感じ、即落札。

 落札後、美術鑑定士であるハイディーさんはその絵が特別なものであることに気づいた。絵にはアンティーク調のフレームが施され、かすかに見える署名と、米高級輸入業者が著名なコレクターに販売したことを示す印が確認された。

「もしかしたらこれは本物のルノワールでは?」

 別の美術鑑定士にも意見を求めたところ、「あなたの見立てに同意する。おめでとう」と祝福されたという。

 現在、この絵画は著名な美術研究機関であるワイルデンシュタイン・プラットナー研究所(WPI)から正式な鑑定のために招待を受けている。WPIが真作と認定した場合、ルノワールのオリジナル作品として認められ、デジタルカタログに登録される見込みだ。

 真作と認定されれば、この作品は100万ドル(約1億5000万円)以上で取引される可能性がある。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵含むプロ注目の高校生「甲子園組」全進路が判明! 県岐阜商・横山温大は岐阜聖徳学園大へ

  2. 2

    カズレーザーと電撃婚の二階堂ふみが向き合う“離婚家系”のジンクス…2人の価値観の食い違いが明らかに

  3. 3

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  4. 4

    巨人・坂本勇人&田中将大が現役続行へ…シーズン終盤でともに来季への好材料も

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚のカズレーザーはレギュラー2本消滅…共に人気女優射止めた山里亮太と"好感度"で明暗

  1. 6

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 7

    世界陸上で注目のイケメン応援サポーター「K」って誰だ? 織田裕二に負けず劣らずの陸上愛

  3. 8

    自民党総裁選「小泉進次郎vs高市早苗」の一騎打ちにとんだ“伏兵”現る

  4. 9

    カブス今永昇太はポストシーズンの働き次第で「84億円」ゲット...去就はいまだ未定

  5. 10

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」