寒暖差20度が花見シーズンを直撃! 夏日から一転して真冬の寒さ…異常な乱高下はなぜ起こる?

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「今年は寒気と暖気の勢力の動きが大きく、日中の温度差が前日と20度近く開いた日が都心で2回も観測されるなど、極端なケースといえます。しかし、今年3月の全国の平均気温は平年よりも1~1.5度高く、トータルでみれば実は高温傾向でした。陽気が続いたことで、人々に寒暖差を強く印象づけている可能性があります」(杉江氏)

 気象庁の統計によれば、過去100年間で3月の平均気温が10度を超えた年は21回あったが、うち14回が直近20年に限られる。近年の温暖化により冬と春の境目がグンと暖かくなったことで「寒の戻り」のインパクトが、より強烈になっているのかもしれない。

 先週末は悪天候に泣かされ、「この週末こそは」と花見を予定している人も多いだろう。

「寒気のピークは1日まで。週末にかけて徐々に気温が上がり、春らしい暖かさが戻ってくるでしょう」(杉江氏)

 極寒にさらされながらの酒盛りは避けられそうだ。

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