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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(3)失業保険を早く受け取る方法…定年近い夫は「外で勉強」がハッピーへの道

公開日: 更新日:

「夫の会社が大変そうで、ヒヤヒヤなのよ~。辞めることになんてなったら収入がなくなる。それに毎日、自宅にいられたらたまったもんじゃない」と言うのは、都内在住の町田貞子さん(仮名.59歳)。

 トランプ大統領の関税政策によって、業績悪化、リストラも増えるでしょう。

■4月から失業保険の即受給が可能に

 実は、4月からは失業保険が、待機しなくても即受給できます。自己都合で退社すると、「2カ月+7日間」の給付制限期間+待機期間が「1カ月+7日間」に短縮されました。さらに、厚生労働大臣が指定する教育訓練給付制度の対象となる講座を受講し始めていたら、たった7日間の待機のみで、即受給できます。 一日でも早く受給できたら、それに越したことはありません。貞子さんは高齢出産だったから、大学生の息子への仕送りも大変です。

 ただ、失業手当の手続きをするには、ハローワークに離職票を持参しなければなりません。離職票が家に届くのも退社してから1週間ほどかかることもあるので、結局、2週間以上かかってしまうこともあります。

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