離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

公開日: 更新日:

 FIRE(経済的自立と早期リタイア)という言葉をよく聞くようになった。今の職場に縛られず、自由に生きたいと心の奥で願っている人は少なくないはずだ。

 その一方で、株式会社日本能率協会マネジメントセンター(東京・中央区)が5月に50代以上のビジネスパーソン756人にインターネットで行った「仕事やキャリアに関するアンケート調査」によると、年齢が上がるほど離職したいと思う人は減少し、60歳以上は9割弱が「働けるだけ働きたい」「65歳まで働きたい」と回答したという。60代はまだ仕事をするのに十分な体力があり、社会とのつながりを求めているのだろう。

 では、離職後、定年後は何をしたいか(複数回答)というと、5位は「スキルを生かして、まったく別の仕事に携わりたい」。今の会社ではもう十分働いた、新しいことをやってみたい、とは前向きで意欲的。頼もしい。

 4位は「もう仕事はしたくない」。十分働いたし、貯金もあるのでのんびりしたいということか。

 3位は「家族との時間や趣味の時間を過ごしたい」。これも「もう仕事はしたくない」派なのだろう。仕事だけの人生に懐疑的で、第二の人生は願わくば大好きな家族や趣味のために時間を割いて、人生を充実させたいというわけだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情