「1台2役家電」のルーツは? ツインバードに聞いた

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 燕三条周辺の他社と同じように、当初は金物や洋食器を主体とした加工メーカーだったのだ。

 現在、家電量販店でもよく見かけるブランドだが、従業員数はわずか300人ほど。ただし、コロナが流行した時は、ワクチンを接種会場まで運ぶ冷凍運搬庫を短期に納品するなど社会貢献でも知られる。最近は低価格帯の家電だけでなく、高級路線の「匠プレミアム」のトースターや全自動コーヒーメーカーも好評。最近では、やみくもに機能を足していく製品ではなく、生活者が求める本当に必要な最小限の機能に転換も図っている。

 一方、国内製造比率を2025年度末までに3割から5割に拡大する方針。ものづくりの町の職人ネットワークを最大限に生かし「日本製」にこだわっている。

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