ペットの食中毒を予防しよう! 夏のフード管理のコツ
ネコちゃんに多いのは給餌したドライフードを一日かけて食べきるケース。この時季、給餌容器に長時間置いておくのは、ドライタイプでもお勧めできません。もったいなくてもある程度の時間で下げ、処分しましょう。
手作りされている方は1回分ずつ冷凍保存を。使うときにレンジで解凍すれば、大きな容器での冷蔵保存よりいたみにくいです。
ネットには、いたんだフードに発生したカビによる中毒リスクを見かけますが、当院でそんな症例を経験したことはありません。しかしそこまでは至らずとも、多少のベタつきを見逃したことで、受診されることはよくありますから、フードの状態は十分注意してください。
(カーター動物病院・片岡重明院長)