著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

被害金全額回収可能の広告に要注意…ロマンス詐欺は二次被害にも気をつけて

公開日: 更新日:

 このロマンス詐欺については、弁護士が介入して被害回復を試みることもありますが、特にSNSを介する事件は、加害者を特定することと被害金を全額回収することは容易ではありません。そこで問題になるのが二次被害です。

「全額回収可能」といった過度な広告に誘われ、弁護士に依頼し、多額の弁護士費用を支払ったにもかかわらず、およそ回収が不可能だったとしてトラブルに発展するケースがあり、日弁連も注意喚起を行っています。

 詐欺被害の始まりは思わぬところに潜んでいます。あなたが見ている動画や記事の広告、ダイレクトメッセージ、メールなどに巧妙な落とし穴があるかもしれません。日頃から注意深く行動することが重要です。また、弁護士が詐欺被害を拡大するようなことはあってはなりません。われわれ弁護士も改めて気を引き締めて弁護活動に臨みたいと思います。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  2. 2

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  3. 3

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 4

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆の「ドジャース入り」を阻む大谷翔平と正三塁手マンシーの壁

  1. 6

    中村玉緒は「パチンコと勝新太郎はやめられません」と豪快に宣言した

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  4. 9

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の才能腐らす「メンタルの病巣」…マイナーでの大炎上にロバーツ監督もバッサリ