クマだけじゃない危険動物たち…4年で7倍と国内で急増する「トモエガモ」がもたらす恐怖とは?
野生動物の問題に対処するには、従来のボランティア頼みの猟友会による対応では限界がある。樋口氏は「行政がしかるべき部署を作って専門家を置き、きちんと軋轢の解消や保全対策に対応してもらうことが絶対に必要」と述べ、行政・研究者・一般市民の連携の重要性を訴えている。
私たちの生活圏に現れる野生動物は多様化し、その影響も深刻化している。「たかが鳥」「たかが動物」という認識を改め、科学的な調査に基づいた対策を早急に講じることが求められている。(取材・文=いからしひろき/きいてかく合同会社)
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