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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

公開日: 更新日:

 これは裁判が始まる前に、検察官と弁護人、そして裁判官が集まって、「この裁判では何を争うのか」「どの証拠を使うのか」といったことを徹底的に整理する手続きです。会社でプロジェクトを始める前にキックオフミーティングをするのと似ていますね。

 なぜこんなことをするかというと、裁判員は普通の会社員や主婦、自営業者といった一般市民です。何カ月も裁判所に通い続けるなんて、現実的に無理ですよね。だから裁判員裁判では、数日から数週間という短期集中型で審理を進めることが前提になっています。

 このような注目度の高い裁判をきっかけに、こうした仕組みを理解しておくことは、決して無駄ではありません。もしかしたら明日、あなた自身に裁判員としての呼び出し状が届くかもしれないのですから。

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