著者のコラム一覧
植草美幸恋愛・婚活アドバイザー

恋愛・婚活アドバイザー。1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数 も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

年の差20歳以上、「枯専」女性が"お金"以外に男性を選ぶ決め手

公開日: 更新日:

■50代で年収1500万円"程度"で「20代」は高望み?

 もう一人、67歳で初婚の男性のケース。地方都市で駅前に高層ビルを所有し、年商1500億円規模の会社を経営し、毎日銀座のクラブを4軒ハシゴして人脈を築き、信頼できる人との縁を大切にしてきました。見た目は50代そこそこ。50万円のオーダースーツを着こなしていました。

 一方で、年収1500万円程度で「20代を」と望んだある50代男性は、清潔感がなく「ただのおじさん」と女性から言われてしまいました。また女性が少し遅刻しただけで怒鳴り、ふてくされて帰ってしまう50代男性もいます。そんな態度では若い女性に選ばれるはずがありません。

 結局、年の差婚を成立させる条件ははっきりしています。お金は大前提。そのうえで清潔感、順応性、バイタリティーを備え、相手を対等に扱えるかどうか。船越英一郎さんの再婚が祝福されたのも、人間性と柔軟さがあったからこそです。年齢を重ねても選ばれる男性には、必ず「人としての魅力」があるのです。

  ◇  ◇  ◇

 ぶりっ子との違いは?●関連記事【こちらも読む】婚活でも「あざとさ」は必要? ぶりっこと履き違えたアラフォー女性…も必読です。

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