相手に届く声に必要な4つのポイント…目を見て話すと「最適な声量」になる
②話すスピード
早口は、内容が頭に入りにくいだけでなく、せかされているような印象を与え、質問しづらい雰囲気につながります。一方で、ゆっくりすぎると、もったいぶっているように聞こえたり、回りくどく感じられることもあります。
スピーチやプレゼンなど、一方的に相手が聞き続ける状況では、1分間に300文字程度が聞きとりやすい速さの目安といわれます。普段の会話ではもう少し速くなりますが、相手の反応を見ながらスピードを調整することで、やりとりがスムーズになります。
③声のトーン
トーンとは、声の高さ・低さだけでなく、明るさ・柔らかさ・落ち着きといった「声の表情」まで含む総合的な印象のことです。そして、このトーンは姿勢と深く結びついています。うつむいて話すと肺が十分に広がらず、声が弱くこもりがちになります。反対に、背筋を伸ばして姿勢を整えると呼吸が安定し、声も自然に前へ出ます。その結果、言葉に力と説得力が生まれます。


















