著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

ミラノ・コルティナ五輪で考える「消費税減税」

公開日: 更新日:

 翻って、永田町に目を向ければ、高市首相率いる自民党が盤石の体制を築き、いよいよ「鉄壁」の構えだ。

 しかし、選挙戦であれほど乱舞した「消費税減税」の公約は、その強固な土台の上でも、早くも回転(手のひら返し)を始める気配を見せている。

 財務省の息がかかった守旧派や、奥の院に鎮座するインナーたちが、手ぐすね引いて「抵抗」という名の重圧をかけてくる。

 札幌五輪の頃、1ドルは360円の固定相場。地平を真っすぐ見据えていれば右肩上がりの未来が約束されていた時代は過ぎ、いまや物価は“ビッグエア”さながらの急上昇。政治家が披露する減税という「空中技」が、霞が関の厚い壁にはね返されて霧散するのは、われわれが何度も見てきた「政治の夢」ではなかろうか--。

 アスリートが命を懸けて回転数を競う裏で、政治家が公約の回転数を競っているのだとしたら、あまりに世知辛い。

 政治の空中戦に目を回している暇はない。われわれの家計も、厳しいルールと向き合うアスリートのように、一点の曇りもない「テレマーク姿勢」を保ちたい。

【連載】シニアのためのマネー講座

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網